ある夜の出来事。
我が家にある入室禁止の部屋へおんちゃんが忍び込み、そこで机の上においてある接着性のある塗料をしっぽにべったり付けてしまいました。
おんちゃんの異様な鳴き声と匂いで起きると布団が汚れていることに気が付き、慌てておんちゃんを風呂場へ連れて行きました。
しっぽについてしまった塗料は、水やお湯で洗うと固まってしまうため、塗料用薄め液(石油系)で拭き取るしかなく、閉めきった風呂場で暴れるおんちゃんを押さえつけての大格闘に、、。
風呂場に充満する薄め液の匂いに気分が悪くなっていると、おんちゃんもよだれが止まらなくなっていました。
これはマズイ状態だと断念したその時、数年前に何処かの海辺で重油にまみれた水鳥を食器洗い洗剤で落とすCMが頭をよぎり、洗剤に切り替えて洗うことに。
おんちゃんの異常な暴れぶりと叫びに近い鳴き声に、このままではご近所から虐待通報一歩手前との判断により、拭きとり作業は中断しました。
翌日、残念ながらおんちゃのしっぽが一部固まってしまいました。
その後、おんちゃん必死のメンテナンス(自分でベロベロ)によりなんとか今は復活していますが、皮膚につくとかぶれを起こす塗料だったこともあり、本当に大変な騒ぎでした。
カーテンや買ったばかりの麻のベッドシーツを汚したことで、私(同居人2)が怒られましたが、おんちゃんの無事がなによりと唱えて収束を図っています。
後日、隣人曰く
「夜中に猫を洗わないといけない事情って、なに?
猫の声に何かあったんだなぁって、にやにやしながら部屋の前をよこぎったよ。」
もしや何か事件が起きてるのでは!?と怪しまれなくて良かった、、。
だいぶ治りましたにゃ。